出張先での雑記帖



佐賀
Saga


気分転換に旅先(モチロン仕事)での画像をお届けします!
(印象に残った画像を都度掲載予定です)






2023年 9月27日(水) 佐賀(佐賀)


<ぶらり佐賀>

「邪馬台国時代のクニ」として大ブームを巻き起こした吉野ケ里遺跡を散策!

<吉野ヶ里歴史公園>


吉野ヶ里遺跡は、紀元前5世紀から700年続いた弥生時代の遺跡です
佐賀県神埼郡の旧神埼)町・旧三田川町・旧東脊振村の3つの町村にまたがった
日本最大級の環壕集落遺跡で弥生時代における「クニ」の中心的な集落の全貌や、
弥生時代700年間の移り変わりを知ることができます。

公園では、高さ12メートルの「物見やぐら」、会議や祭祀を行った
最大の建物「主祭殿」など、発掘調査を基に98棟の建物を復元し、
当時の暮らしや人々の様子が再現されています。



※ 暑かった!


吉野ヶ里歴史公園
マスコットキャラクター「ひみか」
東脊振村、三田川町、神埼町の
頭文字をとって命名


東の正門
当時の東の正門と考えられている場所。
外壕を埋め立てて土橋を造り、
その内側には大きな門を備えていたようです。
敵の侵入を防ぐための特別な仕掛け(逆茂木)


物見櫓(南内郭)
南内郭には4棟の大きな高床建物があります。
これらは環壕の張り出した部分に
対応するように建てられており、
兵士が南内郭への侵入者を
厳重に見張っていたと考えられています。



支配者層の住まい(南内郭)
南内郭の居住者達は
祭司者的性格を持ち、
政治・行政を司った支配者層


王の住まい(南内郭)
南内郭の北西部には柵などによって
囲まれた特別な空間があります。
ここにある竪穴住居は王の家をはじめ、
その娘夫婦の家や妻の家
であったと考えられています。



北内郭(鍵型に折れ曲がった入口)
真っ直ぐ入ってこられないように
鍵形に折れ曲がった構造。
こうした造りは古代中国の
城郭都市に多く見られます。



北内郭(主祭殿)
吉野ヶ里のクニ全体の
重要な事柄を決める会議を行ったり、
祖先の霊への祈りや祀りを行ったりした、
中心的な建物と考えられています。



主祭殿2階      主祭殿3階

甕棺墓列
甕棺とは北部九州に特有の棺
大型の素焼きの土器に
手足を折り曲げて入れ
土の中に埋める埋葬方法


北墳丘墓(立柱)
北墳丘墓の正面にある長い柱
祖先の霊が宿る柱として
シンボル的な役割を果たしていたようです


祀堂

北墳丘墓(歴代の王の墓)
吉野ヶ里集落の歴代の王が埋葬されている
特別なお墓と考えられています。
このお墓は弥生時代の中頃、
紀元前1世紀のものです。


北墳丘墓(14基の甕棺)
甕棺とは北部九州に特有の棺のこと。
大型の素焼きの土器に亡くなった人の
手足を折り曲げて入れ、
土の中に埋める埋葬方法です。